そうだったのか!カンニングが学生時代に反対される理由と社会人で賛成される理由
こんばんは。
コナンです。
8月も終わりに差し掛かって、過ごしやすい気温になってきましたね。
季節は秋に入る準備なのかな、と思う今日この頃です。
さて、今回はカンニングについて、考えを書きます。
この記事を読んでいる方の中で、
「学生時代はカンニングを禁止されたのに、社会人になってカンニングOK」
と、一度は言われたことのある方も多いのではないでしょうか。
カンニングという言葉は使わなくても、「目で見て盗め」という表現はよく聞きますよね。
僕は、この矛盾に社会人となってから、しばらくモヤモヤした思いを抱いていました。
今回は、自分でもうまく言葉に出来ているわけではありませんが、整理する意味でも自分の考えを書いてみようと思います。
伝えたいこと(結論)
・大切なのは「考える」こと
大切なのは「考える」こと
僕は学生時代、テストでカンニングをして怒られた経験のあるタイプです。
今振り返ると、学校側が知りたい(測りたい)のは、
「テストを通して、その生徒の今の実力」
ですが、カンニングをしてしまうと、
テストでは良い点数だけど、実は実力がついていない
という状況になってしまいます。
そりゃ、怒りますよね・・・
ここで突然ですが、企業の目線に立ってお話しします。
企業は基本的に「優秀な人材」、その条件の一つとして「しっかり自分で考えることの出来る人材」が欲しいと思います。
※企業が求める人物像は数多ありますので、あくまで条件の一つとして記載してます。
志望者全員と面接をする時間が企業にはない、という観点からも「考えることの出来る人材かどうか」を筆記試験を通して、ある程度選別する企業が多いと思います。
学生がカンニングを習慣にしてしまうと、
・学生自身に考える力がつかない
・企業側からにしても、求める人物像とは合わない人材が入社する可能性が高くなる
と企業・学生ともにデメリットになるのではないかと思います。
では、なぜ社会人ではカンニングOKなのか?
「優秀な人材が一人でも多く社員にいて欲しい」と思う企業はありますが、それと同時に一つの懸念が生まれます。
それは、「優秀な人しかその仕事が出来ないという、仕事の属人化」現象です。
そうならないようにするためにマニュアルを作成したりしますが、綺麗なマニュアルだと良いのですが、メモ書きのようなマニュアルだと書いた本人しかわからない、といったケースもありますよね。
また、一日でも早く一人前(担当の仕事が捌けるぐらいには)になって欲しい、が企業側の思いだと思います。
仕事をこなす、という意味でもっとも効果的な方法は、
「その仕事をすでにこなしている方の仕事の仕方をマネる(カンニングする)」
ことです。
結果を出している人と同じように仕事をしたら、同じように結果を残せるはずですよね。
※もちろん、単純にやり方をマネるだけでなく、なぜそれをするのか、考える必要があります。
会社であれば、先輩や上司が優しく教えてくれることもあるでしょうが、社会全体の中の自分と考えた時に、社会では何かをわざわざ教えてくれる、ということはありませんよね。
仕事のスキルもそうですし、人間的な幅の部分も、誰かが教えてくれるわけではありません。
だからこそ、「あの人すごい!この人素敵!」といった人の良い部分をどんどんマネて、自分自身を成長させていく必要があると思います。
いつにも増して今回はかなり乱雑な文章になってしまいましたが、
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
今日も一日、仕事も遊びも真剣勝負でいきましょう。